「キャンプに行きたいけどどう楽しめばいいか分からない」
「キャンプに必要なものが分からない」
「一日どんな風に過ごせばいいんだろ」
と悩んでいる方も少なくはないでしょう。
この記事では、今すぐにでもキャンプに行きたくなるような情報を、キャンプ歴2年の筆者がご紹介いたします。
ぜひ最後までお読みください。
時間帯別のキャンプの楽しみ方
キャンプは野外にテントを張り、日よけに使用したり、ゆっくり過ごすスペースとして使用できます。
また、宿泊に使用したりと、目的や時間帯によりキャンプの楽しみ方が変わります。
昼~夕方を楽しむキャンプの過ごし方5選
昼から夕方ならば以下のようにキャンプを楽しめます。
- バーベキューをする
- 釣りをする
- スポーツをする
- ハンモックで過ごす
- モルックで遊ぶ
それでは、詳しく説明します!
1.バーベキューをする
大人から子供まで楽しめるバーベキューはキャンプに最適です。
おひとり様でも、大人数でも楽しめます。
お肉や海鮮、野菜など焼いて食べるのも良いですが、アヒージョやハーブに付け込んだお肉を焼くなど一段階上のキャンプ飯に挑戦するのもおすすめです。
2.釣りをする
川の近くや海のキャンプ場であれば、釣りを楽しみましょう。
自分で釣った魚を食事に加えるのも特別感が増し、楽しさ倍増です。
釣り具は安いもので2000円前後で購入ができるので、初心者の方であれば安いものでも十分楽しめます。セカンドショップなどもおすすめです。
釣りはやってみたいけど、道具まではそろえるのはな…という方には、釣り具のレンタルがあるキャンプ場もあります。500円~2000円くらいで釣具や餌を用意してもらえるので、候補として考えてみてください。
釣りは場所にもよりますが、朝釣りや夜釣りも楽しめます。
3.スポーツをする
ファミリーや友達、カップルでのキャンプであれば、スポーツを一緒に楽しみましょう。
- フリスビー
- バドミントン
- キャッチボール
- 鬼ごっこ
など考えるとたくさん出てきますね。
ぜひキャンプに行く前に候補を考えて準備をしてみてください。
4.ハンモックで過ごす
ゆっくり自然を楽しみたい方にはハンモックでのんびり過ごすのもおすすめです。
ハンモックに揺られながら目を閉じ、外の風や匂い等、自然を感じて過ごすのはとても心地が良いものです。
本が好きであれば大自然の中で読書も良いでしょう。
5.モルックで遊ぶ
子供からお年寄りまで楽しめるスポーツ、モルックで遊んでみましょう。
あまり知られていませんが、キャンプと相性抜群のスポーツです。
モルックとは、「モルック」と言われる木の棒を投げ、地面に立てた「スキットル」という点数が記載されている複数の木のピンを倒して、獲得した点数を競うフィンランドで生まれたスポーツです。
ルールも難しくないので是非チャレンジしてみてください。
詳しいルールについてはこちら(日本モルック協会 (molkky.jp))をご覧ください。
ボール遊びは周りに迷惑になる可能性があると心配な方や、家でもできないような遊びをしたいという方におすすめです。
朝を楽しむキャンプの過ごし方3選
朝ならば以下のようなキャンプが楽しめます。
- 日の出を見る
- コーヒーを飲む
- ホットサンドを作る
それでは、詳しく説明します。
1.日の出を見る
いつもより早起きして、日の出を見るのはとても感動するものです。
天候により見られるか左右されますが、晴れていたらぜひ見てみてください。
キャンプ場から少し移動をして、海や山で見るのもおすすめです。
2.コーヒーを飲む
朝に欠かせないのがコーヒーです。
インスタントコーヒーも良いですが、少しこだわると特別感が増します。
手挽きミルで豆を挽き、挽きたての豆で、ドリップコーヒーやマキネッタでエスプレッソを楽しんではいかがでしょうか。
外で椅子に座り、自然の中で飲むコーヒーは格別です。
3.ホットサンドを作る
朝ごはんにホットサンドを作って食べるのも楽しみの一つです。
中身の具材はお好みに合わせて自由自在なので、自分だけのホットサンドを是非お楽しみください。
サクサクのサンドイッチとコーヒーがよく合います。
夜を楽しむキャンプの過ごし方3選
夜ならば以下のようなキャンプを楽しめます。
- 焚火をする
- 星を見る
- 音楽を聴く
夜のキャンプは朝と違った楽しさを体験できますので、ぜひ参考にしてみてください!
1.焚火をする
夜に焚火の前でゆったり過ごすのは心が落ち着きます。
ゆらゆらと揺れる炎をボーっと見たり、お酒を飲みながら皆で囲ってお話したり、焚火があるだけでムードがあります。
肌寒い場合には暖を取るのにも最適です。
2.星を見る
夜を過ごすのに欠かせないのが、星空です。
せっかく家から出てキャンプに来ているので、夜はゆっくり星を眺め、リラックスしてみてください。
運が良ければ流れ星も見られるかもしれません。
3.音楽を聴く
キャンプの際に、音楽はとても良いムードを作り出してくれます。
ゆったりした曲やアップテンポの曲など、気分に合わせてその場の雰囲気を変えてくれます。
是非スピーカーを持ってキャンプへ行ってみてください。ただし、周囲に別のグループがいる場合には音量に注意しましょう。
その他、大人の楽しみ方
ここでは、キャンプでちょっと大人な楽しみ方をご紹介いたします。
- シーシャを吸う
- CBDオイルを使う
夜のゆったりとした時間に試してみてください。
1.シーシャを吸う
成人の方限定になりますが、シーシャはキャンプで吸うと格別です。
シーシャとは、水タバコと言われるもので、味のついたタバコの煙を水のフィルターを通して味覚や嗅覚で楽しむ嗜好品です。
最近シーシャは、若者から人気を集めており、シーシャを楽しめるお店もとても増えております。
安いもので6000円ほどで購入できるので興味がある方は試してみてください。
ただしたばこ同様、マナーは守りながら楽しみましょう。
2.CBDオイルを使う
海外や日本でも注目を集めるCBDオイルを使用すると、ゆったりとしたキャンプが楽しめます。
近年ではCBDを楽しめるカフェやバーが増えてきています。CBDにはリラックス効果があるとされています。
飲み物や食べ物に入れたり、直接舌に垂らす等、接種方法はさまざまです。
ゆったり過ごしたい方にぜひ試していただきたいです。
初心者がキャンプを楽しむためのチェックポイント
初めてのキャンプだと何を準備したらいいのかと不安になるものです。
これだけ準備すれば大丈夫!というものを以下でご紹介いたします。
キャンプに必要なアイテムを揃える
キャンプを楽しむにあたって事前準備は必要不可欠です。
快適にキャンプを過ごすために、最低限必要なアイテムをご紹介いたします。
キャンプに必要なもちものリスト
- テント
- 季節に合わせた寝袋(シュラフ)
- 寝袋マット
- テーブルとイス
- ランタン
- BBQコンロ/焚火台
- 調理器具
- 食器
- カトラリー
- アメニティ
- 着替え
- 遊び道具(釣り具、ボール、モルック等のやりたいこと)
- ゴミ袋
キャンプにあると便利な持ち物リスト
- クーラーボックス(ドリンクやお肉、魚の保存)
- 着火ライター、着火剤、うちわ、軍手
- モバイルバッテリー(充電器具)
- スピーカー
- 季節の対策グッズ(虫よけ、カイロ、ブランケット、日焼け止め等)
- 三脚(スマホやカメラの)
- タオル
キャンプのスケジュールを考える
キャンプをする前にどんなことをするかは、ある程度明確にしましょう。
何時にどこで何をするかにより、キャンプ場に到着する時間を考える必要があります。営業時間に関わることですので、一日のスケジュールを考えましょう。
- 朝~昼にアクティビティをして、夜にだけキャンプ場へ行く
- 朝~昼にキャンプ場に到着し、ゆっくり過ごす
テントの設営や、調理などの時間を考慮して、是非自分だけのオリジナルスケジュールを考えてみてください。天候も考慮すると、プランAが難しそうならプランBにする等、心にも余裕ができます。
上記を意識すると、事前準備も何が必要かが見えてきますね。
キャンプに適切な服装を選ぶ
キャンプを楽しむにあたって、服装選びは大切です。
基本的には動きやすく、肌が隠れる服装にしましょう。また、燃えにくい素材を選ぶことが好ましいです。
季節ごとにおすすめのコーデをご紹介します。
春のキャンプコーデ
日によって気温が変わりやすい季節です。特に朝と夜に冷え込むことがあります。
おすすめは、長袖のトップス+ロングパンツ+薄手のアウターです。
気温差に対応できるよう、着脱しやすい服を取り入れると良いでしょう。
夏のキャンプコーデ
夏は一日を通して暑く、薄手の洋服を選びたくなります。しかし、虫対策や紫外線対策のため以下が良いでしょう。
おすすめは、半袖トップス+ロングパンツ+薄手のパーカー+帽子です。
UVカットパーカーやUVカットアームカバーもおすすめです。
秋のキャンプコーデ
暑さが残る秋ですが、朝と夜には冷えることがあります。春同様に寒さ対策をしっかりしてください。
おすすめは、長袖のトップス+ロングパンツ+アウターです。
レイヤードスタイルや、マウンテンパーカーを取り入れる等、気温に合わせ着脱しやすい格好にしましょう。
冬のキャンプコーデ
冬は焚火で暖を取りながらキャンプを楽しむこともあるでしょう。外にいても寒さに耐えられる服装がおすすめです。
上半身は寒さ対策バッチリだけど下半身はしなかった、なんて事にならぬよう下半身にも気を配りましょう。
おすすめは、インナー上下+トップス+アウトドア用パンツ+アウター+ニット帽です。
インナーは下半身にも履くことで底冷えを防いでくれます。厚手の靴下も忘れないようにしましょう。
アウトドア用パンツは、ダウンパンツや裏起毛のものがおすすめです。
厚着になりすぎて動きづらいとならないよう高性能のもので薄くて暖かいものを選ぶのがベストです。
キャンプの基本的なマナーを把握する
楽しくキャンプをする上で、マナーを守ることは必要不可欠です。
どこでも気を付けるべきマナーと、キャンプ場ごとに決められているルールがあります。
自分が行くキャンプ場は事前にマナーやルールを確認しておくことをお勧めいたします。
大声で騒がない!時間帯に気を付ける
つい楽しくなり大声で盛り上がってしまう気持ちは分かります。
しかし、夜や早朝などは意外に声が響くので、周りへの配慮が昼間よりも必要となります。
多くのキャンプ場では、消灯時間があり「夜10時~朝7時まで」など、存在するため事前に消灯時間は確認をしましょう。
ごみの処理はキャンプ場のルールに従う
ごみの処理についてはキャンプ場により異なることがあるので、受付時にしっかり確認しましょう。
分別方法やガスボンベなど捨て方のきまりが地域ごとに違うことがあります。
最後にゴミが残っていないか確認するのもマナーです。
焚火・炭の処理のルールは必ず確認
焚火をする際は、焚火台を使用しましょう。また、使用した炭はその場に放置せず、処理のルールに従います。
火は火事の元にもなる為、目を離さず適切に扱いましょう。
炊事場などの共有部分をキレイに使う
炊事場やトイレなどの共有スペースは、マナーによってキレイに保たれる場所です。
他の人も使うということを忘れずに、使った後はキレイにしましょう。
他人のスペースを横切らない
近道だからと言って、他人のスペースに入り込むことはマナー違反です。また、子供が遊びに夢中になり入ることも気を付けましょう。
他人のスペースにあるものは他人の物だという意識を忘れないように、楽しく過ごしましょう。
音楽やラジオの音に気を付ける
自分の出している音はあまり気になりませんが、他人からすると不快に思うことが多いのも事実です。
隣との距離が近い場合は、音楽は流さないか、一言断りを入れるのも良いかもしれません。
そもそも音楽禁止というキャンプ場もある、キャンプ場のルールに従いましょう。
キャンプ場では挨拶をしよう
キャンプ場で出会った人に挨拶をすることは、気持ちよくキャンプするために大切です。
挨拶されると気分がいいものですし、お互いに気持ちがよくなります。
見ず知らずの人が隣にいるよりは、こんな人がいるんだと分かっている方が、余計なトラブルも避けられます。
まとめ
キャンプの楽しみ方はここにも書ききれない程、他にもたくさんあります。
ぜひファミリー、ソロ、カップル、友人同士でもオリジナルの楽しみ方を見つけてみてください!
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